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青函カップヨットレース
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北日本最大の外洋ヨットレース
北日本最大の外洋ヨットレース
北日本最大の外洋ヨットレース


 青函カップヨットレースは、青函トンネル開通を記念して開催された青函博覧会交流イベント
 として創設されました。


歴史 1987年 プレ大会
1988年7月 第1回青函カップヨットレース実施(函館スタート青森フィニッシュ)
1998年7月 第11回みちのく銀行青函カップヨットレースとして実施(現在に至る)

 開催以来、奇数年青森、偶数年函館をスタートラインとして、毎年7月20日「海の記念日」前後の
 週末に開催されています。
 参加艇は北海道・青森・岩手・秋田・宮城、さらに近年は極東ロシアからも集まる、北日本最大の
 外洋ヨットレースです。
             
 ちなみに「海の記念日」は、明治天皇が明治9年東北ご巡幸の帰途、灯台視察船 明治丸で、
 青森から函館を経て横浜にご安着された日に由来します。





 2023年レース情報

2023/7/20
  <第36回みちのく銀行青函カップヨットレース> レース結果公示

   第36回みちのく銀行青函カップヨットレースは、宮城、室蘭、小樽、函館、青森から14艇の参加の下、
  7月15日午前10時青森港を一斉にスタートし、函館港まで約56海里(約100km)のレースの火蓋が切っ
  て落とされた。
   今レースは太平洋高気圧と日本海の低気圧との狭間の停滞前線による強い東寄りの風によりアビ
  ーム一本の速いレース展開が予想された。
   スタートは東寄りの風6ノット弱の下、低速が上がらず各艇ともポジション争いに苦労しながらリコール
  もなく全艇スタート。 KAYA、アルタイル3の宮城県勢がトップグループを形成し集団を牽引して平舘海
  峡に向け滑り出した。 しかし、気象予想とは裏腹に風速があがらず各艇はスピントリムに苦労し、また
  コース上にあるホタテのボンテンをかわしながらのコース取りだった。 その後小雨により各艇の動向が
  つかめず右左にコースを変えて行ったと思われる。 15時を過ぎる辺りから風が上がり20ノット台前半
  まで吹き上がるも反流やチョッピーな波に翻弄され艇速は5〜7ノットで厳しい走りとなった。 また津軽
  海峡の潮流は思った以上に強く、各艇とも下北半島に寄せられ針路を西側にとらざるを得なかった。
  順調に函館に向かうも20時過ぎ頃から函館山に近づくにつれ風速も落ちかかり、各艇はスピントリムの
  神経戦に入ったが艇のポテンシャルを最大限に生かした艇がじわじわと先行した。
   トップでフィニッシュしたのは アルタイル3(小樽)で15日22時39分35秒、所要時間12時間39分35秒、
  2着は Ocean Boy(室蘭)15日22時53分02秒、3着は KAYA(宮城)15日22時55分03秒であった。
  1艇のリタイアがあったがプロテストや事故報告もなく、全艇がフィニシュし無事レースが終了した。
   表彰式はホテル函館湯川イマジンホテルリゾートで行われ、名誉あるファーストホーム賞は小樽の
  アルタイル3 であった。 表彰式では名前が呼ばれる度に大きな歓喜の声が会場に響いた。 今回
  初戦となった貴帆(函館)には関東の強靭なクルーが乗り込み海のF-1とも呼ばれるPOGO40-S3を
  繰ったのだが、津軽海峡の魔物に見事きらわれたのか残念な結果となった。 しかしクルーの面々は
  津軽海峡の潮の流れと刻々変わる風向に四苦八苦しながらも終わってみれば満足げだった。
   最後に今大会開催に当たり、御協賛各社、御協力、御支援を頂いた各フリート、関係団体、関係者
  の皆様に改めて御礼を申し上げ報告といたします。
   皆様、また来年お会いしましょう。

     ■ レース結果ダウンロードはこちら




2023/5/27
  <第36回みちのく銀行青函カップヨットレース> レース公示

   青函カップヨットレースは津軽海峡の速い潮流と戦い、津軽半島と下北半島に挟まれた
  平舘海峡の風のドラマに翻弄され、青森港・函館港間約56海里を競う大型ヨットによる
  北日本最大の外洋ヨットレースであります。
   青森、 函館両地域はもちろん、北海道は小樽、室蘭から、東北は宮城などからの参加を
  得ております。
   今年は青森港スタート、函館港フィニッシュで以下の通り開催されます。
   新型コロナウィルス感染症は政府により5類に分類され対応も緩和されましたが、引き続き
  感染が継続していることから、参加各艇におかれては感染対策に配慮され、乗員の体調管理
  には十二分に留意されるようお願い申し上げます。
   皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

   ■日 程:
      2023年7月14日(金)
          16:45 出艇申告書締切
                   (青森市 メモリアルシップ八甲田丸)
          17:00 艇長会議
       7月15日(土)
          09:55 青森港スタート予告信号
       7月16日(日)
          11:00 函館港タイムリミット
          15:00 表彰式及びレセプション
                  (函館市 イマジンホテル&リゾート函館)
   ■クラス: IRCクラス及びOPENクラス
   ■申し込み期限: 2023年6月30日(金)


   ■レース公示: 第36回みちのく銀行青函カップヨットレース レース公示
   ■申し込み書類:
       @参加申込書                  (Word版) (PDF版)

       A入出港予定用紙(係留に関する同意書)      (Word版) (PDF版)
       B外洋特別規定2022-2023モノハル・カテゴリー4申告書 (PDF版)
       C出艇申告書                  (Word版) (PDF版)

     【参考】 a.外洋特別規定2022-2023モノハル・カテゴリー4
            ※必ず熟読され、自艇の装備及び安全性を確認されるようお願いします。
           b.青森港・函館港 参加艇泊地図(クルーザーレーススタートフィニッシュ図)




 2022年レース情報

2022/7/20
  <第35回みちのく銀行青函カップヨットレース> レース結果公示

   第35回みちのく銀行青函カップヨットレースは、新型コロナウィルス感染拡大による2020年、
  2021年の中止後3年振りに開催され、宮城、室蘭、小樽、函館、青森から16艇の参加の下、
  7月16日午前10時函館港を一斉にスタートし、青森港まで約56海里(100Km)のレースの
  火蓋が
切って落とされた。
   今レースは北海道東海域にある高気圧と北東北にある低気圧と前線による強い東寄りの風
  によりアビーム一本の速いレース展開が予想された。

   スタートは東寄りの風15ノット超の下各艇ともポジション争いに苦労しながら、Ocean Boy
  INFINITY、けんよし等がトップグループを形成し集団を牽引して津軽海峡へ向け滑り出した。
  函館山を過ぎる辺りから風が上がり20ノット台前半まで吹き上がるも波やうねりが小さく艇速
  8〜11ノットで
順調に南下した。 津軽海峡の潮流は非常に強く、各艇とも下北半島に寄せら
  れることとなった。

   下北半島に差し掛かると風は大間崎をめぐるように北に振れ風速も20ノットを切るようになり、
  各艇
スピンネーカーを展開し順調に南下を続けた。 しかしここで青函カップヨットレース特有の
  ドラマが待ち受けていた。 仏ヶ浦辺りに差し掛かると風が落ち、先行のトップグループ3艇が
  足踏みしている間に、第2グループが次々とスピンネーカーを展開して猛追し、South Wind、
  KAYA
Crocodile Dundee、うみまるビック、侍Z世、D-Bros α等が追い付き10艇ほどが
  再スタート状態となった。 各艇微風下での技術戦となったが、下北半島を過ぎる辺りから
  東風が吹き上がり、フィニッシュラインへ向けて最後の帆走となった。

   トップでフィニッシュしたのはOcean Boy(室蘭)で16日18時27分21秒でフィニッシュ、
  所要時間8時間
27分21秒、2着はKAYA(宮城)で16日18時50分35秒、
  3着はSouth Wind(函館)で16日
18時58分38秒であった。 1艇のリタイア、1艇のDNCが
  あったが事故もなく、全艇が16日中にフィニッシュし無事レースが終了した。

   表彰式はホテル青森で行われ、名誉あるファーストホーム賞はOcean Boy(室蘭)が
  獲得した。
  OPENクラス優勝は、今回最終フィニッシュ艇となったBlack Pearl(青森)が獲得、2位は
  函館の侍Z世が獲得した。
  IRCクラス優勝はうみまるビック(函館)、2位はKAYA(宮城)、3位は
けんよし(青森)
  が獲得した。 3年ぶりに開催された今大会では参加者全員の心からの笑顔が印象的であった。

   最後に今大会開催に当たり、御協賛各社、御協力、御支援を頂いた各フリート、関係団体、
  関係者の皆様に改めて御礼を申し上げ報告といたします。

   皆様、また来年お会いしましょう。 

      レース結果ダウンロード

     35thスタート風景、表彰式 写真集ダウンロード (D-Bros α 石井氏提供)
          



2022/5/24
  <第35回みちのく銀行青函カップヨットレース> レース公示

   青函カップヨットレースは津軽海峡の速い潮流と戦い、津軽半島と下北半島に挟まれた
  平舘海峡の風のドラマに翻弄され、函館港・青森港間約56海里を競う大型ヨットによる
  北日本最大の外洋ヨットレースであります。
   北海道、北日本各地のヨット愛好家に親しまれて2019年第32回大会まで継続開催して
  まいりましたが、新型コロナウィルス感染症の拡大により、2020年・2021年と開催を
  見送らざるを得ませんでした。
   本年はまだコロナ禍が終息したわけではありませんが、関係各位と協議を重ねた結果、
  今年度の大会については、国と県のスポーツイベントにおける新型コロナウィルス感染症
  予防対策を遵守し、また参加の皆様における基本的な感染防止対策の徹底について
  ご協力をお願いすることで実施可能と判断した次第でございます。
   なお、新型コロナウィルス感染状況に大きな変化がみられる場合は、関係官庁の指導に
  より対応することとなりますことを付け加えさせていただきます。
   なにとぞ各位のご理解ご協力をいただき、ご参加くださいますようお願い申し上げます。

   ■日程:
      2022年7月15日(金)
          16:45 出艇申告書締切
                   (函館市地域交流まちづくりセンター)
          17:00 艇長会議
      7月16日(土)
          09:55 函館港スタート予告信号
      7月17日(日)
          11:00 青森港タイムリミット
          15:00 表彰式及びレセプション
                  (青森市 ホテル青森)
   ■クラス: IRCクラス及びOPENクラス
   ■申し込み期限: 2022年7月1日(金)


   ■レース公示: 第35回みちのく銀行青函カップヨットレース レース公示
   ■申し込み書類:
       @参加申込書                  (Word版) (PDF版)

       A入出港予定用紙(係留に関する同意書) (Word版) (PDF版)
 
      B外洋特別規定2022-2023モノハル・カテゴリー4申告書 (PDF版)
       C出艇申告書                  (Word版) (PDF版)

     【参考】 a.外洋特別規定2022-2023モノハル・カテゴリー4
            ※必ず熟読され、自艇の装備及び安全性を確認されるようお願いします。
           b.函館港・青森港 参加艇泊地図(クルーザースタートフィニッシュ図)





 2019年レース情報


2019/7/22
  <第32回みちのく銀行青函カップヨットレース>レース結果公示

   第32回みちのく銀行青函カップヨットレースはロシア艇3艇、国内艇は宮城、岩手、
  秋田、小樽、室蘭、函館、青森から19艇、計22艇の参加の下、7月13日午前10時
  函館港を一斉にスタートし、青森港まで56マイル(約100Km)のレースの火蓋が切って
  落とされた。
   今レースはレース全体が南寄りの風による上りで長丁場のレース展開が予想され、
  スタートの頃には約20ノットまで吹き上がりほとんどの艇がメインセールをリーフして
  のスタートとなった。 先頭グループと続く第2集団は良風を受けて一気に津軽海峡を
  越え下北半島に張り付いて南下した。
   しかしその後風は東寄りにシフトし風力は収まってきた。 下北半島の陰ではトップ集
  団も行足が鈍り、わずかな風と南下する潮流を捉えて帆走させる腕の競い合いと
  なった。 そして魔の平舘海峡もいつもの通り威力を失ってはいなかった。
   トップでフィニッシュしたのはMINAMI(岩手)で14日0時21分6秒にフィニッシュライン
  を切り、所要時間14時間21分6秒、2着は01時29分56秒にKAYA(宮城)、3着は02時
  1分20秒にSouth Wind(函館)が入った。 最終艇のフィニッシュは14日8時28分6秒
  でスタートから22時間28分6秒であった。 2艇のリタイヤ、1艇のDNCが悔やまれるが、
  事故もなく無事レースは終了した。
   表彰式は青森国際ホテルで行われ、来賓あいさつに続いて実行委員会に対し、
  ロシア艇ALASKAから長年の招待に対し感謝を込めて記念品が贈られた。
   各入賞艇の発表がアナウンスされ、名誉あるファーストホーム賞はMINAMI
  (岩手)が昨年に続いて2年連続で獲得した。 続いてOPENクラス優勝はALASKA
  (ロシア)が獲得、3位までロシア艇が独占した。 IRCクラス優勝はMINAMI(岩手)、
  2位はMOONLIGHT EXPRESS(宮城)、3位はOcean Boy(室蘭)が獲得した。
   表彰台に上がった艇からは、この青函カップヨットレースは一度はファーストホーム
  や優勝の夢を見させてくれると話していたのが印象的だった。 今年から中締めを
  務めることになったファーストホーム艇MINAMIは来年の第33回大会での再会を願い
  一本で締めた。
   最後に今大会開催に当たり、御協賛各社、御協力、御支援を頂いた各フリート、
  関係団体、関係者の皆様に改めて御礼を申し上げます。
   皆様、また来年お会いしましょう。

   ■ レース結果ダウンロード




レースについての問い合わせ先

青函カップヨットレース実行委員会事務局 | seikan@aomoriyacht.com



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